木拾いから見積の作成までを正確に行う
独自の加工ラインシステムで木材を活かす。高度な技術を実現できるプレカットシステム
CADシステムに入力された図面データを元に、最適な部材選択と加工方法を瞬時に割り出し、木拾いから見積の作成までを正確に行います。高い品質が要求される建築用構造材などは、高精度なプレカット加工により部材加工の精度を上げ、手加工での仕上がりのバラつきが解消できるので、在来方法をはじめ、APS工法、テクノストラクチャー工法で使用する構造材の前工程として有効です。加工時間の大幅な短縮のほか、廃材の減少など、スピーディな納品とコスト削減を実現します。
在来工法
日本の伝統的な木造建築の工法です。部材に接手・仕口などの複雑な加工を施すため、手加工では高度な技術が必要となります。市川屋ではプレカットシステムの導入により、スピーディーに、また正確に、木材を加工することができます。
APS工法 金物
木材同士を組み合わせる接合部に金物を使用する工法です。金物が接合部の内側にあるため、木目を活かした美しい仕上がりを、プレカットの技術で実現できます。在来工法に比べ断面欠損が少ないため、強度が向上する特徴もあります。
パナソニック
テクノストラクチャー工法 金物
木と鉄の複合梁「テクノビーム」を中心に、木の住まいの良さを活かした地震に強い工法です。優れた強度を誇る梁のボルト接合、柱のドリフトピン接合のため、精度の高い加工が必要とされます。また、独自の「自動躯体設計システム」の388項目におよぶ構造計算に合った加工を提供しています。
合板加工
床や壁用の構造用合板などは、事前に工場で加工~部品化することで、現場での作業効率が上がります。工期のスピード化、コスト削減に有効です。
羽柄材加工
乾燥材や集成材を複合的に使うことで、高精度で高品質な建築物が実現できます。プレカットシステムによる前工程の加工が、現場での無駄を省き、コスト削減を可能にします。